ダイヤモンド下落

2016年10月13日 木曜日
ダイヤモンド

かつてダイヤ市場を独占していたデビアス、市場原理に勝てず(ブルームバーグ):かつて世界のダイヤモンド市場を独占していたデビアスが市場原理に屈しつつある。事情に詳しい関係者らによると、英アングロ・アメリカン傘下のデビアスは8月に価格を10%近く引き下げるとともに、宝飾品の販売促進に向け広告費に数千万ドルを投じている。デビアスは依然としてダイヤ生産全体の約30%を占める。同社は値下げに先立って年間生産目標を2度にわたって引き下げ、全体で15%ほど減らしたものの、カットされていないダイヤの値下がり加速に歯止めはかかっていない。
世界相場の低迷に、中国の株価暴落が拍車をかけているからだ。
バークレイズの鉱業アナリストは最近のレポートで「中国で起きた最近の出来事の影響を受ける市況商品があるとすれば、それはダイヤモンドだ。ダイヤモンドの購入決定は消費者マインド次第であり、中国の株式市場の回復と相関関係にある」と指摘した。
中国は現在、米国に次ぐ世界第2のダイヤモンド市場で、世界全体の需要の16%を占めている。
中国の女性はダイヤモンドや貴金属を投資対象として積極的に購入していると、リバラム(ロンドン)の鉱業アナリスト、ベン・デービス氏は説明する。
だが同氏によれば急騰する中国の株式市場に資金が流れ始めた3月ごろからダイヤモンド販売が減速したという。 今ダイヤモンドを売りに出すのは得策と言えるだろう。