買取セミナー

弊社のお取引先であります、数百店舗を構える買取業者様よりお声を頂き、色石セミナーを関東、関西と二度に分けて開講させて頂きました。

貴金属やダイヤモンドなどは知識も十二分にお持ちでしたが、色石に関して勉強なさりたいということで、弊社も自社のノウハウを存分に出させて頂きました、

セミナーの内容はルビー・サファイア・エメラルドの良し悪しはもちろん、アクアマリン、トルマリンなどの半貴石の価値、さらに摸造石との見分け方など様々な内容に致しました。
中でも特に好評だったのは、ルビーやサファイアなどの加熱、非加熱などの処理の見分け方です。

サファイヤは加熱を加えると化学反応が起き、濃いブルーに変化します。コランダムの色をかえるための高い温度はしばしば宝石の内包物に大きな影響を与えます。
コランダムの加熱処理の温度は高く、ルチル、アパタイト、ヘマタイト等の他の鉱物の内包物を溶かしたり激しく破損します。溶けた結晶がしばしば加熱処理サファイヤとルビーに見られます。

コランダムの中には細い針状のルチル(酸化チタニウム)が見られることがあります。これらは絹の糸のように見えるのでシルクと呼ばれます。10倍のルーペで見えるもの、30倍の顕微鏡が必要なものと、さまざまです。スリランカの無処理サファイヤの約30%は、シルク・インクルージョンを確認することができます。シルク・インクルージョンは加熱の時に溶けることが多いのでシルクの存在は無処理を示唆します。処理の時、シルク・インクルージョンのチタンがブルーを発生させることがあります。十分なシルク・インクルージョンがあると肉眼で見えるカラーバンドが現れます。

実物を確認しながらの実践と抗議の両方を経験できる機会は少ないと、大変好評でございました。