意味は永遠の愛! 「エタニティリング」とは

2019年11月15日 金曜日

意味は永遠の愛! 「エタニティリング」とは

INDEX

  1. 1. エタニティリングとは周囲をぐるりとダイヤモンドで囲まれた指輪のこと
  2. 2. エタニティリングは「永遠の愛」を象徴している
  3. 3. エタニティリングを選ぶ際の注意点3つ
    1. 1. フルエタニティリングはサイズ直しができないことが多い
    2. 2. エタニティリングは強度が弱く石が取れる場合もある
    3. 3. フルエタニティリングは試着して購入する
  4. 4. ちょっとした気遣いでエタニティリングを長く美しく身に着ける

婚約指輪や結婚指輪に人気のエタニティリングですが、そもそもなぜエタニティリングと呼ばれるのか、どのような意味があるのかについて、知らずに購入しようとしている人や身に着けている人もいるのではないでしょうか。また、「エタニティリングをデザインだけで選んで後悔している」という人も、実は少なくありません。

この記事では、エタニティリングのデザインや種類、エタニティリングに込められた意味についてまとめました。また、後悔しないための購入時の注意点についてもあわせてご紹介しています。これからエタニティリングを購入しようと考えている人は、ぜひチェックしてください。

エタニティリングとは周囲をぐるりとダイヤモンドで囲まれた指輪のこと

エタニティリングとは、指輪の周囲に小粒のダイヤモンドがすき間なく並べられたデザインの指輪のことです。ゴージャスなきらめきとシンプルなデザインから、特別なシーンにも普段使いにも対応できる優秀なリングとして、女性の人気を集めています。

ひとくちにエタニティリングといっても、地金やダイヤモンドの色味によって、デザインや雰囲気はさまざま。また、デザインによって、フルエタニティとハーフエタニティの2種類があります。

指輪の全周にダイヤモンドが敷き詰められたフルエタニティリング

指輪の全周にダイヤモンドが敷き詰められているデザインをフルエタニティといいます。豪華な輝きで、婚約指輪などにもよく選ばれています。

1周全てにダイヤモンドが並んでいるため、指に着けているときにリングが回転しても気にならないメリットがある一方、ダイヤモンドの大きさやデザインによっては、隣の指にダイヤモンドが当たって痛くなるというデメリットもあります。

リングの半周にダイヤが敷き詰められたハーフエタニティリング

ハーフエタニティリングは、リングの半周分だけにダイヤモンドが並べられているデザインの指輪です。そのため、フルエタニティリングのように、隣の指にダイヤモンドが当たって痛くなるということはありません。

また、シーンによってダイヤモンドの付いていない半周を手の甲側に持ってくることで、シンプルなリングに見せることもできます。

エタニティリングは「永遠の愛」を象徴している

エタニティ(Eternity)とは、英語で「永遠」という意味を持つ言葉です。ダイヤモンドがリングの周りに「途切れることなく」並んでいることから「永遠の愛の象徴」とされています。

そのため、「永遠の愛」の意味を込めた婚約指輪や結婚指輪としても人気があります。とはいえ、かならずしも婚約指輪や結婚指輪として渡すと決まっているわけではありません。

結婚記念日のプレゼントとして夫が妻に贈るのはもちろん、結婚指輪の重ね付け用として女性が自分のために買うケースもよくあります。

エタニティリングを選ぶ際の注意点3つ

シンプルかつゴージャスで永遠の愛を込めることのできるエタニティリングですが、選ぶ際にはいくつか注意点があります。

1. フルエタニティリングはサイズ直しができないことが多い

全周にすき間なくダイヤモンドを敷き詰めたフルエタニティリングは、そのデザイン上、サイズ直しがかなり難しいです。購入する際に、万一のときにはサイズ直しができるかどうか、料金はどのくらいかかるかを確認しておくことをおすすめします。

ハーフエタニティリングの場合は、ダイヤモンドが付いていない半周部分でサイズ調整ができることもあります。しかし、大きなサイズ変更は難しい場合が多く、デザインによってはフルエタニティと同様にサイズ直しができないケースもあるため、やはり購入時にきちんと確認しておきましょう。

2. エタニティリングは強度が弱く石が取れる場合もある

エタニティリングは、地金にダイヤモンドをびっしりと埋め込むため、石のついていないリングに比べて地金部分が少ないです。そのため、リング全体の強度が弱いことに注意が必要です。

さらに、地金にはほかの金属より柔らかいゴールドやプラチナが使われることが多いため、日常使いのなかでリングに歪みが生じ、それによってダイヤモンドが取れてしまうこともあります。

ダイヤモンドの取れにくいセッティング(ダイヤモンドの留め方)のものを選ぶ、または気に入ったデザインのリングがダイヤモンドの取れやすいセッティングなのであれば、普段使いを控えるなどデザインとセッティングを考慮して選ぶとよいでしょう。

3. フルエタニティリングは試着して購入する

前述したように、フルエタニティリングは全周にダイヤモンドが付いているため、隣の指にダイヤモンドが当たって痛みを感じる場合があります。

デザインやダイヤモンドの高さ、指との相性にも依存するため、フルエタニティリングを購入する際は、かならず試着しましょう。

ちょっとした気遣いでエタニティリングを長く美しく身に着ける

永遠の愛が込もったエタニティリングは、できるだけ長い間、美しい状態で着けていたいものです。定期的にクリーニングする、スポーツなど手指に負荷のかかるシーンでは外すなど、ちょっとした気遣いで、長く美しさを保つことができます。愛する人とのよい関係を長く保つ秘訣と同じといえるかもしれませんね。

しかし、サイズが変わって着けられなくなるなど、さまざまな事情で眠っているエタニティリングもあるかもしれません。もし、そんなエタニティリングがございましたら、ぜひ「色石BANK」へお売りください。

守屋啓
著者・監修:守屋 啓(もりや はじめ)
一般社団法人 宝石鑑別団体協議会(A.G.L)所属のAGTジェムラボラトリーにてグレーダーとして色石・ダイヤの鑑別に従事。その後、世界的に権威のある鑑別機関、GIA JAPANのG.G.(グラジュエイト・ジェモロジスト)プログラム講師として活躍。GIAが日本撤退後は、各地で宝石鑑別の講師として活躍する第一人者。